古いWindowsノートPCが余っていたので、2026年の正月休みに思い立ってLinux化してみることにした。実はこのPC、以前Ubuntuを入れようとして失敗した“因縁のノート”でもある。
Windows 10のサポート終了も迫っていて、「今がちょうどいい機会だ」と思った。とはいえ前回の反省点は明確で、マシンスペックに合わないOSを選ぶと詰む。そこで今回は、低スペックでも軽快に動くと評判のディストリビューションのひとつ、Lubuntuを選択した。
この記事では、導入までの経過と、初心者がつまずきやすいポイントをまとめておく。
初心者がつまずきやすいポイント
1️⃣ インストールUSB作成時(MBRで失敗、GPTで成功)
最初に詰まったのが、インストールUSB作成時の設定。
パーティション構成をMBRで作ったところ失敗し、うまく進まなかった。
その後、Rufus側の設定を見直してGPTで作り直したら成功。
(このあたりはPC側がUEFI想定だった可能性が高いので、同じ症状の人はまずGPTを試すのがよさそう。)
2️⃣ インストール時の設定ミス(結局クリーンインストールへ)
次に詰まったのがインストール手順。設定を誤ると途中で止まってしまい、結果的にやり直しになった。
最終的には、クリーンインストールに切り替えて再実行し、無事に進められた。
(このミスのせいで再インストールする羽目に……)
3️⃣ 日本語環境(表示だけ日本語でも入力は別)
意外と落とし穴だったのが日本語環境。
表示を日本語にしても、そのままだとエディタで日本語入力できない。
今回は、以下のコマンドで日本語入力(mozc)を導入し、入力フレームワークをfcitx5に設定した。
sudo apt install -y \
fcitx5-mozc fcitx5-qt fcitx5-gtk fcitx5-config-qt \
language-pack-ja fonts-noto-cjk fonts-noto-color-emoji
im-config -n fcitx5
結果:導入は成功、動作はかなり軽くなった
いろいろ引っかかりはしたものの、最終的には無事に導入完了。
体感としては、Windows 10のときより圧倒的に動作が軽い。この点はかなり満足している。
私の環境で出た問題点:Wi-Fiが遅い
一方で問題もあった。ネット速度が出ない。
特にWi-Fi接続では、いろいろ試しても下り30Mbpsがやっとだった。
ただ、有線接続では改善したので、最終的には無線側のハードウェア要因と判断し、割り切ることにした。
同じPCで詰まった人向けメモ(今回の結論)
最後に、今回の作業で「ここを押さえると早い」と感じた点をメモしておく。
- インストールUSB作成時、MBRで失敗してGPTで成功した。UEFI世代のPCなら、まずGPTを試すのが無難。
- 日本語表示=日本語入力ではない。 mozc導入とfcitx5設定が必要だった。
- Wi-Fiが遅いときは、まず有線接続で速度が出るかを確認すると切り分けが早い(今回は有線で改善=無線側要因と判断)。
古いPCでも、OS選びさえ合えばまだ十分使える。正月休みの“延命プロジェクト”としては上出来だった。


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